*本会の会員は会則により以下のようになっております。
『この会の会員は次の①、②をともに満たすものとする
① 卒業後 3 年目以上、10 年目以内の医師、もしくは家庭医療後期研修プログラム開始後8 年以内の医師であること。
② 日本プライマリ・ケア連合学会員であること。』

第6期若手医師部会「クルー100人プロジェクト」各チームへ興味のある方はこちらからメーリングリストへご加入ください!
「クルー100人プロジェクト登録フォーム」”こちらは初期研修医から加入可能です!!”
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2015年5月29日金曜日

若手医師部会会則変更案のご説明と会則改定タスクフォースの立ち上げ

こんにちは。若手医師部会副代表の阿部計大と申します。

学術総会まであと2週間ほどとなりました。
既にご存知の方も多いかと存じますが、6月14日12時15分から若手医師部会総会を行います。
執行部一同、皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

さて、総会は若手医師の交流の場でもあると同時に、若手医師部会にとって意思決定の場でもあります。若手医師部会の行動規範になっています会則の変更も行います。当日はあまり時間もないと思いますので、予め変更点についてご説明させて下さい。

現行の会則は下記です。
http://www.primary-care.or.jp/resident/pdf/wakatekaisoku2015.pdf

今回の会則変更点案は下記3点です。変更点の詳細は下記ご参照下さいませ。
1.漢字とひらがな表記の統一
2.句読点付与
3.規約の最後に「以上。」の追加


今回は句読点や表記の統一など、体裁に関わる部分の変更に留めました。しかし、本年3月から第6期執行部として活動を始めて、規約を見直していますが、既に内容の検討が必要な重要部分を何点か認めています。これらの課題の検討には時間がかかると考えられ、今回の総会には改定案を提案するに至りませんでした。そこで、会則改定タスクフォースを立ち上げて2016年の学術総会での改定を試みる方針とします。何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

また、会則改定タスクフォースに協力して下さる会員を若干名募集致します。若手医師部会会員として条件を満たす方(会員は次の①、②をともに満たすものとする。① 卒業後 3 年目以上、10 年目以内の医師、もしくは家庭医療後期研修プログラム開始後 8 年以内の医師であること。② 日本プライマリ・ケア連合学会員であること。)であればご応募頂けます。総会当日の6月14日まで募集致しますので、第6期執行部(E-mail.pc.wakateishi●gmail.com)までお名前、ご所属、参加動機をお知らせ下さい。

また、会員の皆様の中で今回の変更点についてご質問やご意見が御座いましたら上記アドレスまでメールでご連絡頂けますと幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。


ーーーー下記変更点案詳細ーーーー
赤字が変更点


変更点1:表記の統一

改定前
(目的)
2
③ジェネラリストの存在ならびにその役割を、学生、初期研修医、他科専門医、医療・介護に携わる多職種、そして社会に向けて普及する為の活動および研究を行う。

改定後
③ジェネラリストの存在ならびにその役割を、学生、初期研修医、他科専門医、医療・介護に携わる多職種、そして社会に向けて普及するための活動および研究を行う。



変更点2:句読点付与

改定前 
第2章 会員
(会員)
第4条   この会の会員は次の①、②をともに満たすものとする
 第3章 役員・プロジェクトグループ・運営
(役員)
第5条 この会には次の役員をおく
 (プロジェクトグループ)
第9条   1.本会の目的達成のためとして以下のプロジェクトグループを設置する
 第4章   総会・会合
(総会・会合)
第13条 定時総会は年1回、日本プライマリ・ケア連合学会学術集会にあわせ開催する
(総会の議決)
第16条 1.総会の議長は総会の出席者から選出する
2.総会の議事は出席者の過半数で決する
 第5章   メーリングリスト
(メーリングリスト)
第17条 1.本会の活動・連絡・会員間の議論のためにメーリングリストを設置する
2.メーリングリストへの登録は本会会員に限らず、本会の活動に理解をし、協力をおこなうもの広くに認める
3.2に認める、会員外の登録者の発言に制限を設けない
 第6章   規約の変更
(規約の変更)
第18条 本規約の変更は総会の承認を必要とする

改定後
第2章 会員
(会員)
第4条   この会の会員は次の①、②をともに満たすものとする
 第3章 役員・プロジェクトグループ・運営
(役員)
第5条 この会には次の役員をおく
 (プロジェクトグループ)
第9条   1.本会の目的達成のためとして以下のプロジェクトグループを設置する
第13条 定時総会は年1回、日本プライマリ・ケア連合学会学術集会にあわせ開催する
(総会の議決)
第16条 1.総会の議長は総会の出席者から選出する
2.総会の議事は出席者の過半数で決する
第5章   メーリングリスト
(メーリングリスト)
第17条 1.本会の活動・連絡・会員間の議論のためにメーリングリストを設置する
2.メーリングリストへの登録は本会会員に限らず、本会の活動に理解をし、協力をおこなうもの広くに認める
3.2に認める、会員外の登録者の発言に制限を設けない
第6章   規約の変更
(規約の変更)
第18条 本規約の変更は総会の承認を必要とする



変更点3:規約の最後に「以上。」を付与

改定前 
第18条 本規約の変更は総会の承認を必要とする。

改定後
第18条 本規約の変更は総会の承認を必要とする。
以上。

2015年5月28日木曜日

表題翻訳プロジェクト 雑誌名:American family physician 2015年2月1日号 (翻訳者 内堀有善)

海外家庭医療雑誌/ 表題翻訳プロジェクト副代表&投稿担当の
廣瀬英生(県北西部地域医療センター国保和良診療所)と申します
マルチポストにて失礼します
尚、本内容は、プライマリケアに関わる筆者の個人的な見解が含まれており、
詳細に関しては原著に当たることを推奨いたします。

雑誌名:American family physician 2015年2月1日号 (翻訳者 内堀有善)

◎英語題名:Common Questions About the Initial Management of Hypertension
◎翻訳題名:高血圧症の主なマネジメントについての一般的な質問
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25822270
◎一言コメント:高血圧症は、家庭医が、最も一般的にみる慢性疾患である。高血圧の主なマネジメントについてのよくある疑問について、ヨーロッパや米国のガイドライン (JNC-8)に触れながら、まとめられている。

◎英語題名:Cesarean Delivery: Counseling Issues and Complication Management
◎翻訳題名:帝王切開:諸問題や合併症のマネジメントについて助言することについて
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25822271
◎一言コメント:米国では、約1/3の分娩が、帝王切開である。経腟分娩と比べて、死亡率も高く、合併症も多い。家庭医は、帝王切開後の経腟分娩や繰り返す帝王切開を選択する際、母体や新生児のリスクについて助言する。

◎英語題名:Diagnosis and Treatment of Seborrheic Dermatitis
◎翻訳題名:脂漏性皮膚炎の診断と治療
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25822272
◎一言コメント:脂漏性皮膚炎は、乳幼児、青年期、成人においてよく遭遇する皮膚疾患である。典型的な徴候は、皮膚が剥げ落ちること、紅斑、かゆみであり、よく認められる部位としては、頭皮、顔面、胸部、背部、腋窩、鼡径部である。皮疹が生じる部位と皮疹の出方をみて診断する。マラセチア属の酵母菌による炎症反応によって生じ、治療は、抗真菌薬 (ケトコナゾール)によって行われる。副作用を考慮して、ステロイド外用薬などは短期間にとどめる。

Departments
KEEPING UP TO DATE
U.S. Preventive Services Task Force

◎英語題名:Prevention of Dental Caries in Children from Birth Through Five
Years of Age: Recommendation Statement
◎翻訳題名:出生から5歳までの乳幼児のう蝕の予防
◎リンクページ:なし
◎一言コメント:米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)は、プライマリケア医が、生後6カ月時点で水道水へのフッ素化合物添加が行われていない地域にいる場合は、フッ素化合物の口腔内使用を指導する(グレードB)ことを推奨している。また、全ての乳幼児に対し、乳歯萌出の時点から乳歯へのフッ化物塗布を行う(グレードB)ことも推奨している。

◎英語題名:Screening for Suicide Risk in Adolescents, Adults, and Older
Adults in Primary Care: Recommendation Statement
◎翻訳題名:プライマリケアにおける青年期、成人、老年期の自殺リスクのスクリーニングについて
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25822278
◎一言コメント:精神疾患が確認されていない青年期、成人、老年期の米国人が対象。自殺のリスクは、性別、人種・宗教により様々である。自殺リスクのスクリーニングテストはいくつかあり、正確性には幅がある。また、有効性に関しては限定的である。最も効果的な自殺リスクを減らす治療は、精神療法である。

Practice Guidelines

◎英語題名:
Planning for Labor and Vaginal Birth After Cesarean Delivery:
Guidelines from the AAFP
◎翻訳題名:帝王切開後の経腟分娩のプランニング:AAFPからのガイドライン
◎リンクページ:なし
◎一言コメント:以前、経腟分娩をしている女性はにおいて、VBAC(帝王切開後経膣分娩)は高い成功率の見込みがある。臨床医は、特段の禁忌がなければ、LAC(帝王切開後の分娩)/VBACのプランを促すべきである。短期間のアウトカムは、LAC/VBACと帝王切開では、同等もしくはよいが、周産期死亡率は高くなる。

【参加メンバー】
飯島 研史:群馬家庭医療学センター
泉 京子:勤医協月寒 ファミリークリニック
内堀 有善:阪南市民病院
北本  晋一:亀田ファミリークリニック館山
今藤 誠俊:日生協家庭医療学レジデンシー・東京 根津診療所
佐々木 隆徳:みちのく総合診療医学センター:坂総合病院
佐々木 隆史:京都家庭医療学センター 医療生協 こうせい駅前 診療所
武田  仁: 喜多方市地域・家庭医療センター
玉井 杏奈:ハワイ大学老年内科
成島 仁人:北海道家庭医療学センター
廣瀬 英生:県北西部地域医療センター 国保和良診療所
佐々木 舞依:みちのく総合診療医学センター:坂総合病院
松口 崇央:飯塚・頴田家庭医療プログラム
吉田 伸:飯塚穎田家庭医療プログラム
渡邉 力也:福知山市民病院

2015年5月27日水曜日

【オープン!】facebook・Generalに興味のある初期研修医向け情報交換ページ

みなさま、お疲れさまです。
この度は Generalに興味のある初期研修医向け情報交換ページ(クルー100人プロジェクト 世代ごと交流チーム) がオープンしましたのでお伝え致します。
若手医師部会初期研修医・専攻医・JF5各世代内のみで構成するfacebook groupを運営しています。
メンバー内部や専攻医以上の若手医師部会員より、研修プログラムや個人から専攻医以上の若手医師部会員とgeneralistに興味のある初期研修医の情報交換の場の希望が多く聞かれていおりました。
そこで、初期研修医に興味のある若手医師部会員とgeneralistに興味のある初期研修医を繋げる目指すことを目的にfacebookページを新規に開設しました。
このページおよび、ページに「いいね!」を押してくださった方々のタイムラインに記事が掲載されます。
また更新サマリ(毎月15日を予定)を「Generalに興味のある初期研修医facebookグループ」「公式ブログ」「公式facebookページ」に掲載する予定です。
投稿は、generalistに興味のある初期研修医向けの内容であれば自由に掲載して構わないこととします。
(generalistに興味のある初期研修医向けではない内容であると管理人が判断した場合は削除をすることがあります。また管理人以外の月4回以上の頻回な投稿者(プログラム)に関しては、管理人より注意を促すというルールを定め、健全なページ運営を目指します)

みなさま、是非!ご活用ください。

2015年5月25日月曜日

2015年度総会まであと3週間となりました♪


若手医師部会総会まで3週間となりました!だんだん内容も詰まってきています。
第6期若手医師部会は「あなたに届く若手医師部会」をテーマに掲げています。
そのため、皆様に気軽に楽しんで戴けるような内容としています。
みなさま是非お越しください!!
<予定内容>
・総会
・各プロジェクト紹介
・カフェトーク
最新情報はfacebookイベントページにアップされますので、そちらもご覧ください!!

2015年5月24日日曜日

「クルー100人プロジェクト」について

ロゴも決定致しましたことから「クルー100人プロジェクト」についてご紹介致します!
「クルー100人プロジェクト」
背景:若手医師部会として、様々な活動が行われてきたが、若手医師全体に届けることは難しいことが多かった。執行部から直接届けることに限界を感じたため、執行部に協力してくれるメンバーを集め、そのメンバーと一緒に各地・各領域で活動を行い、若手医師全体に活動を届けたいと思う。
内容:協力してくれるメンバーをクルーと呼び、クルーを100人集め、多くの若手医師に活動を届けることを目標とする。クルーと執行部で海外交流チーム、地域ごとコミュニティチーム、世代ごとコミュニティチーム、病院総合医チーム、多科連携チームの5つのチームに分かれ、各チーム内で活動する企画などを計画し、各地・各領域で活動を行う。
クルーを100人集め、多くの若手医師に活動を届けることで、若手医師全体がいきいきと働くサポートをしていきたい。
参加方法:以下リンクよりお願いします(各チーム メーリングリストへ招待いたします)
http://goo.gl/forms/HtW8ayLdA1
対象:
医師1~10年目、もしくは後期研修開始後8年以内(プロジェクト参加開始時)
海外チーム
地域ごとコミュニティチーム
世代ごとコミュニティチーム
病院総合医チーム
多科/多職種連携チーム(多学会連携チームから改称)

「クルー100人プロジェクト」ロゴが決定致しました!

先日から募集をしておりました「クルー100人プロジェクト」のロゴですが、
たくさんの方にご応募いただきまして、このようなロゴに決定致しました!
みなさま、ご投票ありがとうございました!!!

2015年5月19日火曜日

学会 若手医師部会ホームページが更新されました!

みなさまこんばんは。このたび、日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会のホームページがリニューアルされました。宜しければ是非ご覧ください。
http://www.primary-care.or.jp/resident/wakate01.html

2015年5月11日月曜日

表題翻訳プロジェクト 雑誌名:Annals of Family Medicine;1月号 (翻訳 佐々木隆史)

海外家庭医療雑誌/ 表題翻訳プロジェクト副代表&投稿担当の
廣瀬英生(県北西部地域医療センター国保和良診療所)と申します。
マルチポストにて失礼します
尚、本内容は、プライマリケアに関わる筆者の個人的な見解が含まれており、
詳細に関しては原著に当たることを推奨いたします。

雑誌名:Annals of Family Medicine;1月号 (翻訳 佐々木隆史)
 
◎英語題名:An Early Look at Rates of Uninsured Safety Net Clinic Visits After the Affordable Care Act
◎翻訳題名:医療費応能負担制度を行い、無保険対象のセイフティーネットクリニックを訪れた患者の割合をみた。
◎リンクページ:http://www.annfammed.org/content/13/1/10.abstract
◎一言コメント  オバマケアを導入し低所得者保険の適応拡大を図った州では、無保険者の緊急受診件数が減少し、低所得者保険を持った患者の受診件数が増えた
 
◎英語題名:Sustaining “Meaningful Use” of Health Information Technology in Low-Resource Practices
◎翻訳題名:支援が少ない診療で、電子カルテ等の情報の意味ある使い方をどう維持するか
◎リンクページ:http://www.annfammed.org/content/13/1/17.abstract
◎一言コメント 地方の小診療所などでは、電子カルテを導入後、維持するための必要なリソースを欠いている。今後更にデジタル格差が生じるものと予想される
 
◎英語題名:Geographic and Specialty Distribution of US Physicians Trained to Treat Opioid Use Disorder
◎翻訳題名: オピオイド中毒を治療する医師を地理的条件、専門分野から分析してみた
◎リンクページ:http://www.annfammed.org/content/13/1/23.abstract
◎一言コメント 精神科医の16%は麻薬中毒治療活動の認証を得ていたが、その多くは都市部であり、地方の大きな集団であるプライマリケア医師は3%しか免許を取っていない。故に地方では、オピオイド中毒による死亡が多くなっている
 
◎英語題名:General Practitioners Recognizing Alcohol Dependence: A Large Cross-Sectional Study in 6 European Countries
◎翻訳題名:一般医がアルコール依存症と診断する方法;ヨーロッパ六カ国での大規模横断研究
◎リンクページ:http://www.annfammed.org/content/13/1/28.abstract
◎一言コメント 一般医がアルコール依存症と診断するのと、CIDI(the Composite International Diagnostic Interview)を使って診断するのでは大きな差はないが、CIDIの方は、併存疾患が多い高齢者において、診断を誤ることがある
 
◎英語題名:Functional Trajectories in the Year Before Hospice
◎翻訳題名:ホスピスに入る前の一年間の機能面の経過
◎リンクページ:http://www.annfammed.org/content/13/1/33.abstract
◎一言コメント  高齢者では差が大きく、神経疾患の患者はあまり差はないが、年間が、ずっと悪い状態が続いている人に比べると、経過が緩やかな人の方が、ホスピス入院後の身体的機能や余命は高い傾向にある

◎英語題名:Clinical Relevance of Fixed Ratio vs Lower Limit of Normal of FEV1/FVC in COPD: Patient-Reported Outcomes From the CanCOLD Cohort
◎翻訳題名:COPDの臨床症状において、FEV1/FVCの比でみるか、FEV1・FVCの低い方でみるか:患者の症状自己申告によるカナダのCOPDコホートから
◎リンクページ:http://www.annfammed.org/content/13/1/41.abstract
◎一言コメント FEV1/FVCが低いだけではCOPDをOverdiagnosisするFEV1単独が低いことだけでもCOPDと強い関連がある

【参加メンバー】
飯島 研史:群馬家庭医療学センター
泉 京子:勤医協月寒 ファミリークリニック
内堀 有善:阪南市民病院
北本  晋一:亀田ファミリークリニック館山
今藤 誠俊:日生協家庭医療学レジデンシー・東京 根津診療所
佐々木 隆徳:みちのく総合診療医学センター:坂総合病院
佐々木 隆史:京都家庭医療学センター 医療生協 こうせい駅前 診療所
武田  仁: 喜多方市地域・家庭医療センター
玉井 杏奈:ハワイ大学老年内科
成島 仁人:北海道家庭医療学センター
廣瀬 英生:県北西部地域医療センター 国保和良診療所
佐々木 舞依:みちのく総合診療医学センター:坂総合病院
松口 崇央:飯塚・頴田家庭医療プログラム
吉田 伸:飯塚穎田家庭医療プログラム
渡邉 力也:福知山市民病院

2015年5月9日土曜日

6月13日学術集会での懇親会後 若手医師2次会のお知らせ

6月13日 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の懇親会後に若手医師部会主催の2次会のお知らせです。

毎年多くの皆様に御参加いただいておりまして、ご好評を戴いております。
今年も是非、若手(と思っている方も含む)の方々の横の繋がりを是非作ってみませんか?

20時半受付開始・21時開始です。
会場は クルーズ 〒305-0821 茨城県つくば市春日3-1-7-1F
となります。参加費は1人3500円です。

御参加をご検討いただける方はある程度の人数把握をさせていただきたいので、こちらのフォームに「絶対参加する」「きっと参加する」「多分参加する」をお答えいただけますと幸いです。
皆様の御参加をお待ちしております。

2015年5月7日木曜日

世代ごとSNS紹介その2 家庭医療専攻医(専攻医研修中もしくは卒後3〜5年目)

世代ごとSNS紹介その2 家庭医療専攻医(専攻医研修中もしくは卒後3〜5年目)
こんにちは。今回は家庭医療専攻医コミュニティについて紹介をさせていただきます。
https://www.facebook.com/groups/senior.jpca.wakate/
プライマリ・ケア連合学会員で家庭医療専攻研修中の方、または卒後3〜5年目の方が対象となります。現在95名の参加を戴いております^^
参加希望の方はこのフォームにご回答ください。
https://docs.google.com/…/1wYlIzpruBnkvx38l0otucdN…/viewform
困ったときに相談をしたり、さみしい時にあつまったり、なにかやりたいときに仲間を探したり、きたらほっこりできるそんなページを目指しています。
どうぞ、お気軽に御参加下さい♪

2015年5月5日火曜日

世代ごとSNS紹介その1 JF5(卒後10年目若しくは専攻医研修開始後8年まで)

こんにちは。本日から若手医師部会がfacebook上で提供している「世代ごとSNS」の紹介をして行きます。
若手医師部会では「ジェネラルを目指す初期研修医コミュニティ」「家庭医療専攻医コミュニティ」「JF5コミュニティ」を運営しています。
今回は、Japan First JF5コミュニティページについて紹介をさせていただきます。
Japan First5とは、日本プライマリ・ケア連合学会の中で、概ね卒後10年目程度まで(初期研修除く)または家庭医療専攻研修開始8年目までの先生方を対象としています。
お互いがつながりをつくる場となったり、これからのキャリアやキャリアアップに関する情報を提供したり、各地域での医療やその構築を実践していくにあたっての情報交換をしたりすること等、を目的に運用をしています。
なお、参加申請をいただきました方はフォームへの入力も併せてお願いいたします。こちらへご記入いただいてから参加承認となります。

表題翻訳プロジェクト 雑誌名:American family physician 2015年1月1日号 (翻訳者 佐々木隆徳)

海外家庭医療雑誌/ 表題翻訳プロジェクト副代表&投稿担当の
廣瀬英生(県北西部地域医療センター国保和良診療所)と申します。
マルチポストにて失礼します
尚、本内容は、プライマリケアに関わる筆者の個人的な見解が含まれており、
詳細に関しては原著に当たることを推奨いたします。

雑誌名:American family physician 2015年1月1日号 (翻訳者 佐々木隆徳

Articles
◎英語題名:Surveillance of the Adult Cancer Survivor
◎翻訳題名:成人のがんサバイバーに関するサーベイランス
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591198
◎一言コメント:がんスクリーニングの増加,がん治療の向上などによって,がんサバイバーの数は増え,複数の並存疾患をもつ高齢者も多い.がんサバイバーは癌の再発,治療副作用などの疾患に関する問題や,ライフスタイルなど心理社会的な影響も抱えている.がん自体のフォローアップを専門医が行っていることはあるものの,併存疾患や新規発症の予防,心理社会的な問題などについては家庭医が担っていることが多い.本文では代表的な悪性腫瘍(乳癌,前立腺癌,大腸癌,メラノーマ,非ホジキンリンパ腫,急性骨髄性白血病,急性リンパ性白血病,ホジキンリンパ腫)について,フォローアップの方法,留意事項が記載されている.
 
◎英語題名:Recognition and Management of Motor Delay and Muscle Weakness in Children
◎翻訳題名:動作遅延や筋力低下を伴う小児の早期発見とマネジメント
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591199
◎一言コメント:神経筋疾患は頻度の低い病気のため,発症から診断までに数年掛かることがある.早期診断することで、病勢進行を遅らせたり,本人や家族の心理的・経済的負担を軽減させるなど様々な有益性がある.早期発見するためには,子どもの様子について保護者が気になっていることを聞き出すことまた年齢に応じて運動機能が発達しているか確認することである.本文では保護者が気づく初期症状の例,末梢神経と中枢神経疾患の臨床所見の違い,年齢に応じた運動機能の評価方法,マネジメントフローなどが記載されている.
 
◎英語題名:Initial Evaluation, Diagnosis, and Treatment of Anorexia Nervosa and Bulimia Nervosa
◎翻訳題名:神経性食思不振症と神経性大食症の初期評価,診断および治療
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591200
◎一言コメント:神経性食思不振症と神経性大食症は思春期の女性に多くみられる精神疾患である.プライマリ・ケア環境で遭遇することは珍しくなく,また危機的状況に陥ることもあるため,対応方法を身につける必要がある.本文ではDSM-5分類に基づいた診断基準,臨床所見,入院適応,治療方法について記載されている.

●Keeping up to date 
◎英語題名:Vitamin, Mineral, and Multivitamin Supplements forthe Primary Prevention of Cardiovascular Disease andCancer: Recommendation Statement
◎翻訳題名:サプリメント(ビタミン,ミネラル)と心血管疾患や悪性腫瘍の一次予防に関するUSPSTFからの勧
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591204
◎一言コメント:現時点では,心血管疾患や悪性腫瘍の一次予防として,特定のビタミンやマルチビタミン,ミネラルの摂取について,推奨できるだけの充分なエビデンスは得られていない.またビタミンEやβカロチンの摂取は有益性が示されていないため,推奨しない.

◎英語題名:AAFP Releases Position Paper on Breastfeeding
◎翻訳題名:母乳育児に関するAAFPの公式見解
◎リンクページ:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25591202
◎一言コメント:母乳育児を少なくとも生後6ヶ月以上続けると,小児および母親に対して疾患リスクの低減が示唆されている.そのため少なくとも生後6ヶ月以上,その後も食事と組み合わせながら生後1歳まで続けることをAAFPは推奨している.母乳育児の医学的利点,家庭医のとるべきスタンス,母乳育児が禁忌となるケースについて本文では記されている


【参加メンバー】
飯島 研史:群馬家 庭医療学センター
泉 京子:勤医協月寒 ファミリークリニック
内堀 有善:阪南市民病院
北本  晋一:亀田ファミリークリニック館山
今藤 誠俊:日生協家庭医療学レジデンシー・東京 根津診療所
佐々木 隆徳:坂総合病院
佐々木 隆史:京都家庭医療学センター 医療生協 こうせい駅前 診療所
武田  仁: 喜多方市地域・家庭医療センター
玉井 杏奈:ハワイ大学老年内科
成島 仁人:北海道家庭医療学センター
廣瀬 英生:県北西部地域医療センター 国保和良診療所
本郷 舞依:福井大学医学部附属病院救急部総合診療部
松口 崇央:飯塚・頴田家庭医療プログラム
吉田 伸:飯塚穎田家庭医療プログラム
渡邉 力也:福知山市民病院